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2009/11/03 (Tue) 21:32
“初代”IWGPベルトの価値を下げたのは

IWGPのベルトがおもちゃにされた件についての話。
といってもおもちゃにされたのはIGFが持ってる初代IWGPのベルトの方で
今新日本で使われている4代目IWGPのベルトの方じゃない。


ことの経緯は、と言うと現IWGPヘビー級王者の中邑が
王者になった時に猪木の名前、そして初代IWGPベルトを話題に出したことにある。
その後すぐに初代IWGPベルトうんぬんは猪木に喧嘩売る口実だ、
みたいなことを中邑自身が言い出して
話の中心はベルトうんぬんから対猪木みたいな部分に限定されていった。
当初は猪木が今率いている団体IGFと対抗戦か、
ってな流れをみんな予測したんだけど
IGFが「じゃあ誰とやる?」みたいな問いかけをしても
中邑は「猪木とやりたいのであってIGFじゃない」ってな返答ばかり。
猪木はもう既に引退してるから普通は猪木に喧嘩売る
=IGFに喧嘩売るってなことになるはずなのにスルーかい、と
IGFは中邑に「おい、やらへんのか?やらへんのか?」とばかりに
挑発として初代IWGPベルト持ち出してきて。
中邑はそれでも「猪木とやりたいんだ」と繰り返すばかりだった。

そして今日、IGFでは澤田が初代IWGPのベルト持ってシングルの試合に挑み
試合後、そのベルトは勝者のジョシュバーネットに手渡された。
速報読んだだけだからはっきりと詳細はわからないけれど
そんなことがあったそうだ。


レスナーの件でベルトが2つあるって状況になった時は
是が非でも統一して1つのベルトにしなくちゃ、って感じで
紆余曲折ありつつもカートアンクルのおかげでなんとかそれは実現された。
ベルトが2つあるってことは最高峰が2つ、
チャンピオンが2人ってことになってしまうから
その矛盾した状況を是が非でも解決しなくちゃならなかった。
でも今回は、今回の初代IWGPベルトと4代目IWGPベルトでベルト2つってな状況になっても
それは最高峰が2つと言えるだろうか。
僕は言えないと思う。

だってこの初代IWGPベルトは、言ってしまえばしょせん挑発の道具、
ただの飾り、入場時の小道具に過ぎないのだから。
そこには最強だとかの意味合いはなくて、ベルト手渡しだって
移動とかじゃなくただのセミの試合でのデモンストレーションの一環にすぎない。
中邑は4代目IWGPベルトが(建前上はWメインだったけど)セミの試合で防衛戦やらされるってなった時は
きちんと文句を言っているのに、だ。

言ってしまえば他ならぬ猪木自身、猪木のIGFが
かつて猪木の象徴・最強の象徴だった
初代IWGPベルトを今は
4代目と違って価値のないお飾りベルトだと認めたみたいなもの。
この初代IWGPベルトはメイン以外でも適当に扱っていいベルトなんだと。
そういやメインにいたのは高山。
かつて諏訪魔との三冠防衛戦の際に「なんでこの試合がセミに持ってこられたか
胸に手を当てて考えてみろ」みたいなこと言って
諏訪魔を挑発しつつベルトの価値を
(図らずともなのかはわからないけれども)守った存在であって
なんか象徴的だと思う。

ただ、皮肉なのは中邑自身は「IWGPを新日本限定のベルトにしたくない」
と言っていたのだけれども
IGFにしてみればこれは自身には関係のない新日本限定のベルト、
IGFからIWGP、特に初代は
適当に扱っていいベルトだと返答されたようなもんだってことかな。


もしこれが、中邑の考えた対猪木、猪木の価値を下げる作戦
初代IWGPベルトは今はただの小道具で本物は4代目だとする作戦だったとしたら
あまりにも策略家すぎる。
まあたぶん故意じゃないだろうけれども。

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