なんだか最近、テレビの苦しい台所事情
みたいなのを語るのが巷で流行っている。
広告費削減だとか花王ショックトヨタショックだとか
若者のテレビ離れだとか。
まあ自滅的なとこも多分にあるし
最近の偏向報道といった思いあがりを見てると
いい気味って感じるとこもあって
今のところは「だから〜の采配はダメなんだよ」と
居酒屋で野球見ながらヤジ飛ばす酔っ払いみたく
十分に楽しめているんだけど
でもなあ、こういう裏話系って絶対覚めるっていうか
「なんか違う」って感じる時が来ると思う。
たとえば本音トークって、出てきた当初は
本当に建前なしで普段は言えないようなことを
暴露っていうか、話のタネにしてきた訳だけど
今はなんでもないようなせせこましい話ばっかりで
それをテレビ業界の人は「本音トークだからみんな有難がって聴く」
って風になってるのと同じように
ギョーカイ裏話だとか、悲惨トークだとかつくだけで
どんな些細なことでも「ほら、だからテレビ業界は衰退してってるんだw」と
ホルホルの材料にしてしまう、
このトレンドがそんなとこに終着するんじゃないか。
普通なら大丈夫だとみんなは思うだろうけれども
こういった見下す系の話って簡単に平衡感覚を失ってしまう。
一言でいえば「勘違い」だね。
悪い部分だけをクローズアップしてそれを貶めることで
なんにもしてない、自分自身は何にも変わってないのに
あたかも相手が馬鹿で自分がエラくなったと思いあがるようになって
常軌を逸した過剰な叩きへと走ってしまう。
思いあがっていたテレビ局を笑い者にしてたはずなのに。
相手のいい部分は黙殺して、なんでもないことを叩きの材料にして
普通の人はまっっったく興味ないような部分でまで
数値が上がった下がったで一喜一憂して。
それとどんどんディープになっていくことで
知らなくてもいいような、知りたくもないようなことまで
俎上に載せられて。
コンビニとかでよく業界の闇とかいうタイトルで本が売られているけれど
闇は光が当たらない世界だから闇であって
知的好奇心とか面白半分で覗いてそれを楽しむって
僕にはちょっと理解できない。
コンビニで置いてある業界の闇系雑誌に限らず
テレビでも下世話なスポーツ新聞や写真週刊誌を紹介するのが
ワイドショーの定番になってたりと
どんどん魂のレベルの低いところへというか
社会全体が人間的に汚れてきてる風に思う。
より貶めたい欲求と新しい燃料を求める欲求とが
それが合わさって大きな流れになったら
ものすごく澱んだ空気になるよ。
今は、まだ面白がってて大丈夫かなあと自分に言い聞かせながら
楽しんでいるところだけれど僕自身気をつけないと。
下世話ってのは本当に嫌いなものの1つだし
勘違いしてるヤツは痛いを通り越して嫌悪でしかないもの。
というかなあ、今年の頭に感じてた通り
自分自身が社会派チックになっててなんか嫌だね。
CM考とかそっち中心のサイトにするつもりだったのに
拡大解釈しちゃってテレビ論とか語ったりさあ。
来年は少し改めなきゃ、こういう傾向。
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